入社直後は、請求書・領収証の書類チェックや会計データ入力などの簡単な作業から教えてもらいました。
それと同時に先輩の顧問先巡回業務に同行しながら実務を経験しました。
税務知識は社内勉強会やWeb研修などでも学びました。
担当を任されたのは入社して1年ほど経った頃。初めは10件の法人顧問先を担当しました。
入社時は簿記2級程度の知識しかなく、今後自分が顧問先の会計監査や税務相談ができるようになるのか、不安でいっぱいでした。
しかしながら、入社後は早い段階で先輩の巡回業務に同行することができ、そこで実務を覚え、
先輩が経営者の方とお話ししているところを間近で見ることで、お客様とのコミュニケーションの取り方などを学びました。
上司や税理士との距離が近いので、顧問先から難しい案件の相談を受けても、すぐに相談することができ、安心感を持ちながらお客様に提案ができています。
事務所内で黙々と作業することが多いのかと思っていましたが、顧問先に訪問したり、日頃も電話でお客様からのご相談にお答えすることも多いです。
会社の経営相談をお受けするためには、お客様との関わりの機会を多く持ち、信頼関係を構築することがとても重要なのだと思いました。
日々の業務は、顧問先の月次巡回監査や、決算申告などがあります。
また、税務以外にも社会保険や資産形成などの相談にのることもあります。
現在は25件の法人顧問を担当しており、昨年の確定申告では30件の個人の方の申告をしました。
前職ではエリア営業をしていましたが、そこで培ったコミュニケーション力は現在顧問先のお客様とお話しするうえでとても役に立っています。
聞く力、伝える力はとても重要です。お客様の求めていることを理解しそれに応えること、
また、会計処理方法や新しい税制について理解してもらえるよう、分かりやすく説明することを日々意識しています。
当事務所は、相続やM&Aといった顧問先の特別事案についても担当者が関わることができます。
私は先日、大規模な相続の案件に携わり、大変なことも多かったですが、とてもやりがいを感じました。
経験を積むことが自信に繋がるので、今後も様々な案件に挑戦したいと考えています。
学んだ知識を活用してお客様のご相談に答えられたときや、感謝していただいたときにやりがいを感じます。
お客様と信頼を築き、事業の成長を共に見守りながら会社経営について支援できるところや、
経営者の方たちと直接お話しできることが、この仕事ならではの魅力だと思います。
また、どんどん知識が増えていくことにも面白みを感じます。
正しい知識を身に着けるためには法律、税法を読むことが第一ですが、
今世の中で起きている事柄について素早く情報をキャッチするため、新聞、ニュースなどを見て日々情報収集をしています。
様々な業種の顧問先があるので、あらゆるジャンルのニュースにアンテナを張っていますし、社内で他の担当者と各業界の動向について話をして情報共有しています。
税理士法人と聞くと簿記や税の知識だけが重要と思われるかもしれませんが、
顧問先の企業・個人事業主の業種はサービス業、土木建築業、不動産業、卸・小売業などと多岐にわたります。
異業種で得た経験や知識はお客様の仕事に携わるうえでとても役に立ち、無駄になりません。
未経験でも、これまでの自分の経験や知識を活かしたい方、新しいことに挑戦したいと思っている方は思い切って飛び込んで来てください!